電気の使用量が多い施設では、電力の契約形態を見直す場面が増えています。
その中でよく耳にするのが「高圧電力」と「低圧電力」の違いです。
本記事では、両者の違いを設備面・契約条件・利用シーンの観点からわかりやすく解説していきます。
▼高圧電力と低圧電力の違いとは
■電圧と設備構成
高圧電力は主に、契約電力が50kW以上の場合に選ばれ、6000ボルト以上の電圧で供給されます。
そのため、受変電設備を施設側で設置する必要があるでしょう。
一方、低圧電力は100ボルトまたは200ボルト以内で供給され、一般家庭や小規模店舗向けです。
電力会社から直接供給されるため、特別な設備は不要な場合が多いです。
■契約と料金体系
電気料金は基本料金と電力量料金で構成されており、高圧契約は使用量が多いほど単価が抑えられる設計となっています。
ただし、契約電力に応じた基本料金が高めに設定されている点には注意が必要です。
低圧契約は使用量に応じて課金される仕組みのため、基本料金は比較的低く抑えられています。
■利用される場所の違い
高圧電力は大型商業施設・工場・オフィスビルといった、大量の電力を一括して使う場所で利用されます。
電気設備の制御が必要となるため、管理面の対応も求められるでしょう。
対して低圧電力は、住宅や飲食店・美容室など比較的小規模な建物で使われています。
基本的には特別な設備や工事が不要な点が、導入しやすい理由の一つです。
▼まとめ
高圧電力と低圧電力は、電圧の違いだけでなく契約方式や設備要件・利用される場面も大きく異なります。
電気の使用量が多く、管理体制が整っている場合は高圧契約、小規模でシンプルな運用を目指すなら低圧契約の方が扱いやすいでしょう。
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