インバーターとは、多くの工場やビルなどで採用されている装置の一つです。
多くの役割がありますが、どのようなものかご存じない方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、インバーターとはどのようなものかについて解説します。
▼インバーターとは
インバーターとは、直流電力を交流に変換したり、交流の周波数を変化させたりする装置のことです。
電源の周波数を調整することで回転数を自由に制御できるため、省エネや機械の寿命延長につなげられます。
また、再生可能エネルギー分野でも、発電された直流電力を家庭用の交流に変換するために使われている装置です。
■インバーターのメリット
インバーターを導入すると、モーターの回転数を細かく調整できるため、必要なエネルギーだけを使用する効率的な運転が可能です。
その結果、電力消費を抑えられ、省エネ効果やランニングコストの削減が期待できます。
■インバーターの注意点
インバーターは装置の初期投資だけでなく、設置工事や設定調整にも専門知識が必要なため、導入後も一定のコストと手間がかかります。
また、高周波スイッチング動作による「電磁波ノイズ」が発生する可能性もあるでしょう。
特に精密機器や通信機器と併設される現場では、導入前に十分な検討が必要です。
▼まとめ
インバーターは、電気エネルギーの制御や変換を行う重要な機器であり、モーター制御や再生可能エネルギーの分野で広く活用されています。
省エネや機器寿命の延長といったメリットがある一方で、導入コストやノイズ対策といった点についても理解しておくことが大切です。
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